すいません。「悪人」

ツイッターばかりやってましたら、ブログのことをすっかり忘れてしましました。 最近は読書ばかりしています。 こないだは吉田修一氏の「悪人」を読み終えました。 ぼんやり観ればよくある内容かも知れないんですが、 着眼点がすごくて、人物像がはっきり浮…

「心にナイフをしのばせて」

「ユージニア」を読む前に、読破したのがこの本である。 この本はあの酒鬼薔薇聖斗事件の28年前に起こった、 同様の未成年による惨殺事件を書いたノンフィクションの話である。 まず、ここで「ノンフィクション」というのは、 「あくまで主観性を伴うもので…

「ユージニア」

ようやく「ユージニア」を読み終えた。 恩田陸氏の小説は初めて読んだ。 この作品のノンフィクションのように書かれていることで、 回顧録ともとれるし、インタビューとしてもとれる文調になっている。 実はこの作品を読む前に、ノンフィクションの作品を読…

星守る犬。

いやはや、今日の天気は訳がわからない天気でしたね。 夜になって大雨が降ってくるし。 明日まで仕事です。 星守る犬作者: 村上たかし出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2009/07/07メディア: 単行本購入: 35人 クリック: 368回この商品を含むブログ (194件) を…

「1Q84」を読み終えた。

ここ最近、いろいろあって、そのいろいろがあまり勢いのないものだった。 気持ちは空回りするわ、体力は消耗するわでブログを書く勢いすらありませんでした。 その中でやっとこさ「1Q84」を読み終えたので、その感想を書こうと思います。 いろんな人のレビュ…

「1984」ではなく「1Q84」、伊坂作品の映像化。

伊坂光太郎「ラッシュライフ」を読んだ後で、 村上春樹の「1Q84」を読んでいる。 前者は5つに分岐し、その中の一つで新興宗教みたいなものが出てくる。 後者は「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」のような2つの分岐で 書かれていて、今回はその分…

相次ぐ休載。

あ、今日は月曜じゃなくて木曜なんだ…。 そういえばこないだ一色まこと氏が「ピアノの森」の連載が 締め切りに間に合わずに休載になってしまっていましたが、 今回は「ジパング」のかわぐちかいじ氏が右手骨折のため休載だそうです。 一ページ休載のお知らせ…

GANTZ。

今日は昨日古本屋で買っておいた「GANTZ」を読みあさっていました。 しかし、全巻買っておけば良かった…。 内容が中途半端な10巻までを買っていたおかげで 頭モヤモヤしちゃっています。GANTZ 11 (ヤングジャンプコミックス)作者: 奥浩哉出版社/メーカー: 集…

グラスホッパー。佐藤秀峰。

伊坂幸太郎の「グラスホッパー」を読みました。グラスホッパー (角川文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2007/06/23メディア: 文庫購入: 13人 クリック: 172回この商品を含むブログ (523件) を見るちょうど…

完全安静

こんなに体調の悪い時は、息をするだけでも苦痛になる。 僕の苦しみは僕だけしか解らないのであるし、 節々の痛みと頭痛はどうも分かち合えるわけもない。 父親に本当にこんな状態になって申し訳ないので、戻ってくるまでよろしくお願いします。 ということ…

あたし彼女 を読んでみた

賛否両論のケータイ小説、「あたし彼女」を読んでみました。 PCではあの異様な改行が恐怖に感じましたが、 ケータイなら確かに「これもアリかもしれないなぁ…」とは感じました。 スクロールさせながら、速読術のように読むスキルがレベルアップしたかのよう…

のはなし

伊集院光の「のはなし」を読む。 「あ」から「ん」までの五十音で並べられた82編のエッセイ集である。 僕は伊集院光のラジオのヘビーリスナーである。 つまり、彼のラジオをアホみたいに聴いている。 だからって訳じゃない、めちゃめちゃ面白いのである。 彼…

世界の終わり、あるいは始まり

世界の終わり、あるいは始まり (角川文庫)作者: 歌野晶午出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/10/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 35回この商品を含むブログ (119件) を見るこの作品は「実験作」だと言ってもいい、と思う。 この本を買ってこの本を…

ゆれつづける

松本次郎短編集 ゆれつづける (F×comics)作者: 松本次郎出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2005/03/19メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 28回この商品を含むブログ (27件) を見る松本次郎さんの「ゆれつづける」が届き、すぐに読みまくっ…

文庫本カバー。

僕は文庫本を外に持ち回るときに絶対に表紙をつけたままにしない。 何となく後々読むときに気持ち悪いからである。 なので、僕は表紙をはがした上に「文庫本カバー」 なるものをかけることにしている。 今使っているのは「爽健美茶」にオマケでついていたカ…

長崎乱楽坂

今日、「長崎乱楽坂」吉田修一著を読み終えました。 いやぁ、初めはどうなることかと思ったのですが、 薄い本なのになかなか読み応えのある本でした。 吉田修一さんというと長崎市出身で高校の先輩にあたる方なのですが、 とにかく今の活躍はめまぐるしく、…

革命家の午後

松本次郎の「革命家の午後」を読む。革命家の午後 (Fx COMICS)作者: 松本次郎出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2007/07/19メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 24回この商品を含むブログ (22件) を見る彼の作品は「フリージア」しか読んだことがなかったが…

ビックコミックスピリッツ。

今日はとにかく起きた瞬間から疲れていて、 エスタロン・モカを飲んだのに30分もせずに寝てしまった。 暑さよりも睡眠欲が完全に勝利して、僕は車の中でものすごい寝汗をかいてしまう。 生きているって実感できることってなかなか無い。 今、生きててよかっ…

衝動買い。

スカイ・クロラシリーズのあと3冊とピーピーピーするぞDVD買いました!ダウン・ツ・ヘヴン (中公文庫)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2006/11/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 30回この商品を含むブログ (141件) を見るフラッタ・リ…

スカイ・クロラ

あまりに虚無であったので、本ばかり読んでいました。 「スカイ・クロラ」は非常に読みやすい本です。 あとがきに書いている通り、本を読むことに対するリハビリにはいいです。 内容はあまり語らないようにしたいのですが、意外とヒントが少ない。 舞台設定…

本ばかり。

今日は本ばかり買ってしまった。 紀伊国屋書店で本を4点。1冊は建築法規の本。 3冊は文庫本で小説。1冊はミステリー。 森博嗣氏原作で映画化された「スカイ・クロラ」(文庫本)。スカイ・クロラ (中公文庫)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: …

クリスマスに。

クリスマスに「グリーンヒル」と「シガテラ」を自分に買う。 古谷実ワールド完結まであと1作品である。 今年の漢字は「偽」であった。 僕からすると、今年の漢字は「蝿」だ。 ブンブン五月蠅い人間以下の存在が多くなっている。 社会がそんな偏った煤を作っ…

遺跡の人。

クリスマスイブってやつですね。 僕には何にも変わらない単なる祝日です。 昨日も一昨日も忘年会でした。 忘れたたまるかって年なので、忘年はしません。「遺跡の人」という本を買う。マンガです。 しかし、作者の名前に驚く。わたべ淳である。 あの「レモン…

今日も。

今日も熱がでてしまいました。点滴を打っちゃいました。吐き気止めの入ったやつでした。 そうそう、「浅野いにお」の書くマンガにはまってしまいまして、 「素晴らしい世界1・2」「虹ヶ原ホログラフ」を正月に読んでました。 しかし、この「虹ヶ丘…」は秀逸…

長崎に来ちゃった。

長崎に来ちゃった!―関東女のビックリ移住体験作者: のざわのりこ出版社/メーカー: 長崎新聞社発売日: 2006/05メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見るこの本…読んだんですが、長崎の特異な文化を紹介した本です。 長崎関連のサイト…

買いたい…。

この本買いたいんです。。小西真奈美写真集 「27」作者: 丸谷嘉長出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2006/06/16メディア: 大型本購入: 1人 クリック: 180回この商品を含むブログ (77件) を見るでもちょっと高いんです。 うーん…DVDレコーダー買っちゃって…

今日の猫村さん2。

きょうの猫村さん 2作者: ほしよりこ出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2006/05/31メディア: コミック購入: 5人 クリック: 205回この商品を含むブログ (377件) を見るきょうの猫村さん 1作者: ほしよりこ出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2005/…