あたし彼女 を読んでみた

賛否両論のケータイ小説「あたし彼女」を読んでみました。
PCではあの異様な改行が恐怖に感じましたが、
ケータイなら確かに「これもアリかもしれないなぁ…」とは感じました。
スクロールさせながら、速読術のように読むスキルがレベルアップしたかのようで、
若干楽しい。でも内容は十分読み取れる。というか、表面上の内容しかないので
それ以上ではないんですよね。内容はケータイ小説に有りがちですが、
ツンデレ好きならハマるんじゃないですかね。
稚拙な文章がリアルで。9割妄想っぽいですが。


しかし、「妊娠せんといかんか?」
と思うんですよね。そこのところがよくわかんないんですよ。
つまり、二十代女性にそびえる大問題は「結婚」「妊娠」なのか?と。
野蛮だねぇ。。締まりがないねぇ。。
作者と綿矢りささんの対談が見たいですね。対照的過ぎて笑えそうですが。
というか、この作品を見た方は作者の写真見ない方がいいです。


しかし、トモの章は完全に要りませんでしたね。間違いなく。
長引かせるだけのものですね。内容も特に逸れないし、再発見もないし。
でもキャラに愛着がわくとやっちゃうんですよ。
外伝、スピンドルってそれから生まれるんですよね。
元は超えられないけど。人の事は言えないですけど。

でも…よく読んだな…俺。