長崎に来ちゃった。

長崎に来ちゃった!―関東女のビックリ移住体験

長崎に来ちゃった!―関東女のビックリ移住体験

この本…読んだんですが、長崎の特異な文化を紹介した本です。
長崎関連のサイトで全て出回った情報である…というと言いすぎですが、
確かにそのものズバリな長崎感のマンガです。
 
でも作者が滑石(なめし)在住なので、ちと片寄っている感がします。
長崎市内では自転車に乗る人口は多くなってきています。
若干ですがね。あくまでも、長崎は自転車はあまり意味を持ちませんが、
それは市内のマンションラッシュのせいで、
意外と坂を通らずに生活できる人間が増えてきたことにあります。
そのせいなのか、最近の自転車の運転マナーの悪さが目立ちます。
長崎独特の狭い道路の真ん中を…。
 
えー、話が脱線したんですが、元に戻しましょう。
この本はいいところをついた本なのですが、本質まで追求していません。
なぜ、そうなのか?それはどういうことなのか?という疑問の解決はありません。
研究本ではなく疑問本なんですよ。
長崎のバス運転手のテクニックについても書かれていますが、
長崎市民の気持ちをくすぐるとこまで達していません。
「あのところのあのカーブをあの速度で…」みたいな実況もありませんし。
長崎の本屋のど真ん中に置かれるような代物ではないかなぁ…。
うーん、何故にこの本をプッシュしてる本屋が多いのか…。わかりません。
はなわの「佐賀県」を聞いた佐賀県民の気持ちに近い感覚です。

 
「デイリーポータル」みたいに、
矢の平・風頭・白木・愛宕の無信号地帯をピックアップする心意気が好きです。