完全安静
こんなに体調の悪い時は、息をするだけでも苦痛になる。
僕の苦しみは僕だけしか解らないのであるし、
節々の痛みと頭痛はどうも分かち合えるわけもない。
父親に本当にこんな状態になって申し訳ないので、戻ってくるまでよろしくお願いします。
ということを伝えなければならない。言葉にしておいた方が僕としても安心して養生できる。
母親にも心配をかけてしまう。
僕が不養生であったからだ、といってしまえばそうなのだが。
左脇腹に筋肉痛が残っている。こめかみに痛みが残っている。胃もたれがする。
いいことなど思いつかない。
病院で完全安静を伝えられて、2日目の朝だ。
特にテレビが見たいわけでもない。パソコンでできることもそうそう限られている。
親父に申し訳ないと頭を下げると、「休むってことを言えばいい」とだけ言われる。
僕らは本音を言ってはいけない間柄なのだ。
いけない、頭痛がこめかみと首筋を伝わって首筋に流れてきている。どこもかしこも痛い。
仕方がないので、朦朧としながら、
「新・哭きの竜5巻」「夜回り先生9巻」「おやすみプンプン4巻」を立て続けに読んだ。
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竜の方は進展はあったけど特にまだはじめの方だし、
夜回り先生はただただいい話だし。
やはり「おやすみプンプン」ですね。
怒濤の流れ、ふっと力が抜けた後の再怒濤。頭痛がするときに読む本ではありません。
「お母さん、死んだ?」って言った女の子が夢に出てきそうになりますよ。
このあとまたえらいこっちゃになっているのは連載で知っているので、
「ソラニン」あたりでリハビリでもいかがですか?
さて、僕が買おうか買うまいか悩んでしまった小説が枕元に鎮座しております。
どうしましょう。僕の病気治るんでしょうか?