違和感と職人芸。

突然ジャンクフードを食べたくなることってないですか?
僕は本当に外食をしません。たまに出張で遠くの街に行ったときは
コンビニで食材を買い込んで、ホテルの部屋で食べることにしています。
食に対するこだわりがないわけではないのです。
ただ「食事している姿を人に見られたくない」という「会食恐怖」があるのです。
まぁ、とにかく、ジャンフードが食べたくなり、
とあるショッピングモールに買いに出かけました。
買い慣れていないのでセットがどういうものかもわからず、右往左往してしまいましたが、
注文して対面の椅子に座って待っていました。
店員は接客担当の20歳くらいの女性と、奥の方に中年の女性がいたのは見えました。
その接客担当の店員は表情には乏しいのですが、くりっとした小さい目に筋の通った丸い鼻を持ち、
印象に残らない小さな口を持っていました。
とても暇だったので、その店員がテキパキとこなす姿を眺めていました。


出来上がったものを袋に入れる。
ドリンクをセットする。蓋を閉め、ストローを突き刺す。
袋の中身を点検し、先を何回かに丸める。うん?丸める?
僕はその丸める作業に違和感を感じていました。
彼女は妙に腰のあたりの低い位置でその丸める作業をしていたのです。
背筋を伸ばしたまま、丸めるその作業はちょっとした慣れを感じましたが、
妙に目についたのです。そして、その違和感の原因がわかったのです。
彼女はとても大きな胸をしているのです。
正面からしか見ていなかったのですが、その胸は生活に若干の支障を及ぼすのではないか
と思えるほどのもので、丸める作業中はその胸のせいで作業が見えないのではないかと
思えるほどでした。僕はそんな人の胸をじっと見る人間ではないのですが、
その作業の彼女をぼんやりと、「器用だなぁ」と見つめてしまいました。


大きい胸を持つ女性は大変だなぁ…。
最近は女性目線で(あくまでも男性が思う女性目線で)物事を見てしまうので、
その彼女の不快感を抱かせない顔立ちと胸とのギャップに放心状態になってしまいました。
…なんか書いてて僕がもった真意が伝わらないなぁ。
もういいや、胸が好きってことでいいです。ええ。