爆発する日。

僕は何となく生きています。
忙しいことはいいこのなのでしょうか?
僕はくだらない人間の上からの言葉に怒り、
感情を爆発させてしまいました。
今まで言葉遣いに注意しながら、数年間やってきたのです。
謙虚に誠実にやってきたつもりです。
世の中にはつまらない人間が間違いなくいます。
腐って吐き気のする人間はいるのです。恩を仇で平気に返す人間はいるのです。
全ては忙しかったからとだけで片付けられる話ではないのですか、
今後のことも考えて、僕はくだらない人間に謝らなければならないそうです。
そんなこと、絶対にしたくないですが。
なんか、いいことないかな…なんて考えてしまいます。
僕には前にある光が今は一つも存在していないことに気づいてしまったのです。


忙しかった日々を僕は回顧しながら、今はボンヤリと靄で煙った街を眺めています。
生きてくことが辛いから、いっそ小さく死んでやろうと思います。
今日はできるだけいいことを考えていたい。
ルービックキューブがそろっていく様を、
老人が乳児を見るような視線でそっと佇んでいようと思うのです。
それが今日のところの目標です。