苦痛は続く

この体調の悪さは人間性さえも悪くしそうなくらい、
いや元々悪かったのだろうと思えるくらいの精神状態を与えてくれる。
頭痛と腹痛と節々の痛みで声を上げてしまう。発熱で息を荒げてしまう。
飯がマトモに食えない。喉が異常に渇く。
立ち上げることも歩くことも結構キツイ。
火事場の馬鹿力を使えば50mぐらいは走れるかも知れない。でも、その後は解らない。
これだけ体調が悪いと首元になにか「スイッチみたいなもの」がついていれば
押してしまいそうな気がする。
バカリズム」のコントでは指がピースサインになるだけの代物だったが。


夜12時から翌日4時半まで苦痛で呻いていた。
そうしたら、起きたばかりの母が通りかかった。
そして僕に一言こういった。
「あんたもいそがしいね」


もの凄く悲しかった。