1月2日、晴れ。

空が蒼すぎて いけない
空が眩しくて いけない
もう 私には そのすべてを
受け入れる自信すらない


生きる意味が希薄になって
時間が早く通り過ぎて
思い出の影も残らずに
ああ みんな消えてしまえばいいのに


西の海から風が吹いて
街の背中を丸ませて
こんなちっぽけなことなんか
みんな忘れてしまえばいい


もう嘘でいい みんな嘘で
何もかも価値のないものでいい
空想の奥深くで 偽物の羽毛に
埋もれて 凍えていればいい