ペンを捨てる。

すごく書きにくいペンを捨てた。
書けるかと思ってペンを走らせるとすぐに線が途切れる。
試し書きする。そんなに悪くない。
本編を書く。また線は途切れる。
このストレスは結構な品物である。ペンにしか怒りが向かない。
ペンを買ったのは誰だ、俺だ。
袋に入っていたので試し書きができなかったのだ。なんて言い訳する。
言い訳しても始まらない。これを打破するのはどうすればいい。
使わなければいい。でも手元に置いておくとまた使ってしまうに違いない。
では捨てよう。←今ここ。


書いてみるとどうしようもない内容なのだが、僕には結構な決断になる。
使えるものなら使いたい、みたいな感覚があるためだ。
まったく書けないわけではないっていう気持ちもあるのだ。
だから、「書けるペン」を捨てる行為ってのは苦手なんだなと思うのである。
なんか、僕自身でもよくわからない。