2008-08-07 指輪 詩 彼女が忘れた 指輪が コロンと転がっていて なにも出来ない 僕を じっと見つめている ある日晴れた午後に せわしいメールが 何度も 運転なんかできないくらい 僕以上指輪 なんだろうね このまま会わないっていうのも なんか ヒドい人間みたいで 結局はこの指輪さえ戻れば 会う意味なんて 皆無だし 彼女が忘れた 指輪が コロンと転がっていて 愚かで惨めな 僕に 罵り 嘲るのです