雨の日とワイン

またあなたが壊そうとしている
ここに書いているものはあなたのことばかり
またあなたが壊してくれる
ひねくれたココロも真っ直ぐ見てしまう あなたと僕
何がしたいのかわからない
時間が止まった休日の中で
 
もう4人目はいないよ
風で捲れた日記はもう見たくないから
昨日も今日も雨だからかな
こだまのように聞こえるものは影
「あいたい」と書いたはずなのに
始めが消えて 「いたい」になってた
 
遠いとこから 息を弾ませて
時間の果てを届けにきたのなら
僕はあなたに 残った数年前のおいしいワインを
飲ませてあげたくて ここに待ってたんだ