存在理由。

僕は痛みでモノを書いてしまう。まるで陶酔しきったかのように、センチメンタルな心地が文章を生み出してくれた。
後ろ向きの美学は女々しい。でも、それは誰にでもあることであり、切なくて堪らない。
文章をそうやって引き出していると、もうそこから抜けれなくなってしまう。全ては過去から生まれる。
 
雨は全てを流してはくれない。その核を思いっきり表面に出す。
そして安易な物語の日は消える。切ない話。
空気が清まると言葉が響く。だから、夜は特につらい。
眠れるほど明日に希望が持てないので、時間の浪費ばかりをしてしまうのだ。
残ったものは誰にも役に立たない代物だ。僕が誰かに与えたい希望だけが残る。
誰もそれを必要としない…だから、意味はないのだ。
そんな上質でもない、つまらない文章でも良かったら、またここに来てくださいね。