やっぱりさぁ、現実はリアルだ。

懐いて来たよその飼い犬。

友人のHPにて、「もし、宝くじが当たったら?」みたいなことを書いていた。最近、そのコトバが引っかかって、長崎市内から現在の仕事の現場の琴海町に行くまでの道程を支配している。もし大金が転がってきたら…どうなんだろう?確かにうれしいことだろう。狂喜乱舞することだろう。2日ばかり仕事を休んで遊びまくるだろう。1億あったら100万くらいはぱーっと使ってみたい。今でさえ酒なんか飲まないし、ギャンブルもやらないのでなかなか100万あっても一気に使えない。その金額を手に入れたところでその性格は直らないだろうから、少し高額のAV機器やパソコンを手に入れるとか、DVDやCDのソフトを買い占めるぐらいしか出来ないだろう。根っからの貧乏性かも知れない。その道程の間には中古車専門店や大型電器店があるためかもしれないが、車を買うなら外車は嫌いだし、この長崎には大型車は似合わないし、結局軽自動車やセダンでも5ナンバーあたりになるのである。
とある本でこう書いてあった。「お金さえあればある程度の今の悩みは解消される」たしかにそうなのである。99%の悩みはそこで終わる。でも1%は難しい。それは自分の限度というものが付きまとうからだ。自分の可能性が追いつかないのである。
ライブドアの堀江氏は「金があれば何だって出来る」なんて言ってない。「金があれば何かしらはできる」と言ったのだ。こういった論理のすり替えは放送業界で十八番のやり方だ。まあライブドアが「スライム」だとするとソフトバンクは「ホイミスライム」ぐらいなもんだろうか。結局はスライムでしかない。M&AはこういうIT産業のなかでは肉みたいなものなのだ。本体は骨しかない。フジテレビみたいな「ごっつええ感じ」のSPを「ヤクルトのリーグ優勝決定戦」に差し替えてしまうような会社は乗っ取らなくたって結構じゃない?金あっても買いたくありませんよ。
やっぱり現実はリアルなもので、金はリアルすぎる。論点がぶれてしまうくらいイヤラシイものだ。