ハンバーガー。

flowtime2009-08-20


この天気はどこまで続くのだろうか、なんて考えてみたりする。
こないだまで雨ばかり降っていたのに、週間天気では傘のマークすらない。
世界陸上が始まったが、織田裕二にはあの爆発性もない。
全く関係のない話だが、この頃仕事の金銭に関して想像すると、
ハンバーガーが浮かんでくる。上と下にバンズがあって、真ん中にはハンバーグがある。
ハンバーグは会社の利益。これが厚いと美味しいわけだ。
上のバンズは人件費、下のバンズは材料費。全部で見積価格というわけ。
値引きをしろって言われると、僕らはバンズにまず手をかけねばならない。
人件費を抑える、といってもこれはなかなか難しい。
人道的に難しいし、いろいろ策を練ってもそう簡単には抑えられない。
今度は材料費だ。これも難しい。
はっきり言ってこれに手をかけるのは至難の業である。
「安くていいもの」なんてあるわけがない。いいものは高いし、劣るものは安いに決まっている。
劣るものを使っても後々面倒になるので、これは非常に削りにくい。
となると、もうハンバーグを小さくするしかない。これは致命的なところもある。
ある割合を超えると、もはやハンバーガーにもならないのである。
そうやって、僕らは生きている。
こういう風にしたのは「消費者」のせいでもあると、消費者の一人として言いたいことがある。
安値競争には煽りがあるのだ。あまりにもポリシーがない人間が増えすぎた。
いいものより安いものって評価があればあるほど品質は下がっていく。
それだけは理解して欲しい。


横道にそれまくって、その横道が本題みたいになってしまった。
いいたいのは、「少しはいいハンバーガーを食べさせてください」ってことだ。


最近、とあることでショックを受けてしまい、つくづく情けなくなってしまった。
そんなことばかりだ。泣きっ面に蜂の大群である。