潜水。

flowtime2009-08-10


ある日、僕は潜水して、息が続かなくなって、水面に浮き上がってきた。
それが今日だったのかも知れない。
今まで何があったのか、あまり整理したくもない。
ただ、気怠さだけが身体を支配している。
堕ちた女がクスリに光明を見いだそうと、才能のないバカがくだらないリビドーを求めようと、
水中にいた僕には何にも聞こえないことだった。
ただ、僕を苦しめたのは、双方が「人の親」であったことだ。

今は空気を思いっきり吸う。それが僕の今の生き甲斐である。
そういうことでいいんだ。そういうことにしておこう。
クスリをやるより、僕の想像力は遙か彼方に向かって収束しない。
だから、僕はそんなものに囚われたくもない。
僕には新製品のセブンスターのブラックチャコールメンソールがあればいい。