好きか嫌いかと言われれば、好き。

この頃の女性が露骨におみ足をお出しになるので、
ハムストリングスあたりが気になる僕としてはそう悪いことではない。
フェチの話は十年前ぐらいまではタブーで、
モロに話す話題ではなかった。
でも最近は個性として表現する人間さえもいる。
僕は特に異質なものが好きなわけではない。

世界にはいろんな人がいる。いろんなフェチがいる。
僕は耳と下くちびるが好きだ。
どんな女性でも幼き日々の記憶が残っている場所がある。
それがその二点で、僕は回顧しながら見つめるのである。
ほくろは人体の方程式の接点としてとらえる。
存在理由はないけれど、何かしら視点が合う場所として
好感が持てたりする。
 
ミクロですべてを理解しても無駄だ。
人間性は無限大だ。好きな女の子の嫌いなとこもあるわけで、
それが全てだとは思わない。
だから、僕は知りたいのである。