手紙をみる。

日曜日の朝なのに、号泣してしまった。最近涙腺が弱いのか、涙もろい。こんなんじゃいけないんだけど。
原作は東野圭吾。問題ない。
確かに突っ込みどころは満載なのだ。
映画やドラマに漫才というものを使用すると、こちらの反応と、映画の中での反応が全く違って、そのギャップに引いてしまうのだ。
勿論、この映画にもそれは確実にある。
しかし、全てがラスト15分に激流かのごとく集中するのだ。
俳優陣もよい。ベストではないかも知れないが、山田孝之はいい味だしている。
その中でも玉山鉄二がサイコーによい。彼の声も演技にも透明感があり、美しすぎる。まるで不治の病を背負ったヒロインのようだ。
作品の内容に触れないで説明するのは難しいのだけれど、この作品はモヤモヤして感情を表に出したい時に見るべきだ。
単に涙もろくなりすぎただけかも知れないが。
レンタルではなく、購入をおすすめします。