理解。

理解したくてたまらないことがある。
子供の頃は興味と欲求が強いものだった。
大人になっても、それは間違いなくあることはある。自分の中で処理してしまうことは多いが、多方面にそれがある。
いい意味でも悪い意味でもそれがある。僕の中で一番多く引っ掛かる選択肢は「コイツの頭のなかはどうなっているんだ?」というものだ。
僕が一番見てみたいのは父親の脳だ。理解者のようでつまらない話を吹っ掛けるし、愛情のようで憎しみしか残らないことを罵る。
気が付くと、彼に対する想いはマイナスしか残っていない。ソレが毎日蓄積され、今は吐き気しかしない。
無残なものだ。第三者としてみてもそれは明らかで、どうにも理解出来ないのである。
ガキのころ、めちゃくちゃ泣かされたことしか思い出せないのだ。
これだけは誰がどう正論を言おうと覆らない。もう運命的にマイナスしかないのだ。
もう脳をみるしかない。それでも理解出来ないだろうけど。