かすかな意味。

こんばんは。みなさん、お疲れ様です。
今日は一日中、屋根の上での作業でした。
2/3勾配(傾斜角θ、tanθ=2/3。約34度)という屋根の上にいると、
足が低温火傷のように(というか、ほぼそれ)傷みだします。
乳酸がふくらはぎに溜まり、屋根の下地材が気温と摩擦熱で溶け出し、足の裏に絡みつきます。
金属は熱を含み、汗は着衣に逃げ出し、すべては疲れに変わります。
今日はなんとなくそういう感じの一日で、僕は何も考える間もなく、
いまここでパソコンに向ってどうでもいい文章を書き込んでいます。
こんな日々ばかりならいいな、と思ってもいます。
 
この何日間は生きていくことの意味を問うことばかりが支配し、
今までの後悔と決別のことしか考えていませんでした。
こんなにキレイに一日が暮れていくなんて、思いもしませんでした。
こんなときは、「あなたは何を考え、何で苦しんでいるの?」なんて、
思ったりします。多少、心に隙間がある…というのでしょうか。
 
こんなふわりとした時間にメールが届きました。
「こんにちは、仕事中ですか?」
僕は「そうだよ。今、仕事中!」と返しました。
もちろん返事などありません。
友情に変わることがない、ただの欲望だけの人間からのメール。
そんな時期もあったのは否定はしないし、いまさら戻りたくない期間。
 
そして、僕は現実に戻りました。
世知辛い世の中ですが、それでもやはりあなたのことは思っています。
それが、僕のかすかな意味。