悲しいのは、

クスリでぼんやりしてたそうだ。悲しい話だ。
それが幸せだと言っている彼女を叩いてやりたい。
僕はそんなことになった彼女に何もしてあげれない。
悔しい。切ない。ベクトルがずれた時期に戻りたいと何回も思っている。
一人目の僕が死んだとき、忘れればよかったのに。
 
こないだ、PCで何かしらのテストをやっていたとき、
「銃に1発の銃弾が込められています。あなたは誰を撃ちますか?」といった問題があった。
僕は彼女をそうたらしめた「アイツ」に後頭部から確実に撃ちこみたい。
それが彼女の大切なものであろうとも。
消えるなら消してしまいたい。そのまま、全て。
 
それが叶わぬ日々を過ごしている。もうぼんやりと忘れかけている。
僕はやっと未来を見ている。そして、その倍以上、過去ばかり検索しているのである。