バイオリズム。

昔々のことなのだが、ある百貨店の中七階あたりに「バイオリズム」を計るゲームがセットされていた。XY軸上に三本の線がサインカーブの波を打って、過去や未来、現在の調子を計るものだった。
今のそれは、三本とも底に違いない。熱があるが表に出せない現実。それによって失われていく体力。精神はアカギレだらけ。はやく過ぎ去ってくれと望むがうまくいかない。
振り返ると一月に一度はこういった状態に陥っている。胃が痛み、焼けたように暑くなる。何かに助けを請う。誰もいない。