彼女の左肩には薔薇のタトゥーがあった。赤い薔薇が白い肌に浮かんで見えた。 その薔薇に触れる。彼女の持つ肌となんの変わりも無い感触だった。 だから、この真っ赤な薔薇は僕にしか見えないものではないかと錯覚さえもした。 時計は午前2時を指す。それで…
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