「今の中学生」とかいう話。

「小中学生よ、ネットをするな」というブログがありまして、
それに対して「不甲斐無い大人よ、ネットをするな」という
アンサーブログを中学生が書いていました。
                                                 
前者は昨今のネット共同体において、
簡単に「空気が読めない行動」をすることによる弊害が出始めている。
ネットをするなとは言わないが、もっと利己的な発言を願う。つまり、
「利己的ではない小中学生が立派な一意見を発言したって意味がない」
とのことでした。ふむふむ。
                                                 
それに対して後者は「むしろ小中学生の意見を尊重して、それを活かすこともある」
そんな脆弱な共同体を運営することが大人のやることか?と。
あなたが子供の頃そういわれたから、自分自身のことに対して言っているのでは
ないか?そんな意見を言うのが大人げないのではないか。とのことです。ふむふむ。
                                                 
ここで僕の意見を言わせていただくと、
僕は「前者」の意見に賛成です。
というか、「子供でも自由に意見を発していいが、子供自身の範疇で慎むべき」
という意見を持っています。子供の分際で意見をするなとは言いません。
ただ、あなた達の意見は大人からすると希薄に感じますよ、ということなんです。
エスかノーかの意見には2つの選択肢しかないのですが、
エス(もしくはノー)に対しての相違に対しての深みが子供には少ないとしか
考えられないのです。経験論もですが、そのことに対して考えてきた期間、深みは
重んじられてもいいと思うのです。
                                               
これは、双方のブログの内容を見ても明らかです。
前者には若干の「遊び」がありますが、後者にはそれがありません。
少しヒステリックな意見のように感じます。
酒の席でこのような意見を聞いたらたぶん醒めてしまうと思います。
ええ、空気が読めていませんね。選挙権やらなんやら言っても無駄なので、
子供自らその空気を読み、慎むことから覚えた方がいいかと思います。
今の子供に必要なのは自分の立場を守るよりも
そういうことから学ぶことが必要だと思います。