本当に久々ですね。


話したいことは多々ありますが、うまく話せないことばかりです。
ゆっくりと口を開いていくことにしよう…と思っています。
それは現実的ではない話でも、それは皆さんの意思とは違っていようとも、
そのことについて話さねばならないと思っています。
特にこの2年はすさまじく、自分の価値観を変える時期でした。
それは他の方よりも遅かったのかもしれません。
しかし、それは強く、経験した誰よりも核心のところまで達した時間でした。
不確実な確定要素が宙に浮き、うまくそれがガスになって形を成した…。
うまく言えませんね…。これは僕の才能の無さでしょう。才能がある人間なら、
この経験は数冊の小説になったのではないかと思うのです。
しかし、僕は一つの戯曲にもできませんでした。
だって、誰も演じることができないのです。どう考えても、演じ切れる才能のある役者が
見当たらないのです。汚い、それなのに美しいどす黒い世界。
そんなもの戯曲にしたって仕方が無いのです。
  
はっきり言います。僕はいい奴ではありません。
誰から恨まれていることもあるだろうし、心底僕のことが嫌いな人間もいるわけです。
優しくありたいのはずっとそうです。でも、そんなことは偽善であると言われても
仕方の無いことです。よくよくそのことを理解した後、僕は「その世界」に
飛び込んで見たわけです。自分が仮想現実にいるなんてことは思いもしませんでしたが、
そこにいると自分が仮想現実に存在せざるを得ないのです。
ズキズキします。一言一言がウソだから。
そんなところにいたので、友人のブログを観ても「平和だなぁ」としか思えませんでした。
ここのことを書きたいなぁ…って思いましたが、
あまりに情報が乏しくてうまく言葉になりませんでした。今もそうです。
そこを僕は抜け出そうなんて思ってますが、90%はウソかもしれません。
  
なんてくだらない毎日なんだ…なんて思ってしまいました。
僕はマヒした感覚を取り戻せずに、感情が薄くなってしまったかのようです。
テレビで演劇の公演を放送していたんですが、今まで口にしたこと無いことをこぼしていました。
「…くだらねぇ」と。「…サブい」と。
だって…日常に近いじゃねぇか…と思ったのです。
おいおい、それが気持ちいいのかい?って思ったのです。
「その世界」にいる人間にしたら、演劇は面白いことかもしれません。いや面白いはずなんです。
でも、僕はもうそう感じなくなっていました。低くなったのか、高くなったのかわかりませんが、
僕はもっとココロにガツンとくるものを求めてしまっているのです。
  
さて、今からどうしようか…なんて思ってしまっています。
仕事ばかりで疲れているからかもしれませんけどね。